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柔軟性のあるスチールシート(ガイドポスト)

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Last updated 4 months ago
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Original Prusaの磁石付きヒートベッドは、取り外し可能で両面使える柔軟性のあるばね鋼シートを保持するように考えられており、プリント面からプリント物を簡単に取り除くために特別に設計されています。

強度や属性の異なる3種類のシートをご用意してます。 最初にリリースされたシートは、両面にスムーズPEIシートが貼られていました。 第二に、PETGやその他の高粘着性フィラメントを使用した生産性を改善するために開発した、信頼性の高いテクスチャードパウダーコートシートの製造が可能になり、自社のプリント工場で数年間使用した後にリリースしました。 最新の追加はサテンシートで、テクスチャと特性の両面で、スムーズシートとテクスチャードシートの中間に位置づけられます。 各シートの詳細については、以下にリンクされているそれぞれの記事を参照してください。

一般情報

取り外し可能なスチールシートは、ヒートベッドの裏に接着されている多数の磁石によって所定の位置に保持されます。 ヒートベッドの上部には、スチールシート(右の写真)のノッチと完全に一致する2つのピン(左の写真)があります。 スチールシートをヒートベッドに取り付ける前に、ヒートベッド表面がきれいで、フィラメントのゴミなどがないことを確認してください。

スチールシートの切り欠きの反対側にある2つの穴は無視してください。 それらは製造工程のものであり、ベッド上でシートを整列させるためのものではありません。

スチールシートプロファイル

シート毎に厚さがわずかに異なるため、各シートには異なるLive Adjust Z値が必要です。 複数のシートを使用している場合は、各シートのLive Adjust Z値を[Steel sheet profiles]に保存して切替て使うことができます。 詳細については、記事Steel sheet profilesを参照してください。

プリントの取り外し

プリントオブジェクトをプリント面から取り外すには、必ずスチールシートが室温まで冷えるまで待ってください。 次に、シートを内側と外側に曲げて取り外すことができますが、シートの損傷を防ぐため、ある場面ではへらでアシストしながら剥がしていくことが必要になります。 PETG、ASA、ABSやPCブレンドなどの素材の場合、または第1層の面積が大きいプリントの場合、もしくはその両方の場合、スティックのりで保護分離層を形成することが必要になる場合があります。

万が一、冷やしてもうまく剥がせなかったり、剥がすときに表面が傷ついたり(表面の一部がはがれたり、ひびが入ったり)した場合は、この種のプリントシートに適していないフィラメントを使用しているか、表面が正しく準備されていない可能性があります。フィラメントとプリントシートの互換性と表面処理については、こちら Material table をご覧ください。

模型の取り外しにヘラを使う場合は、シートの表面を傷つけないように注意してください。平らな面で模型の下を掘るのではなく、可能な限りシートを少し曲げ、模型の下にヘラを差し込みます。

プリント表面から離れない頑固なプリントの場合、ヒートベッドを数分間(元のプリント温度まで)再加熱し、再び冷ましてみてください。こうすることで、プリント面にくっつきすぎているプリントを取り除くことができる場合があります。

プリントシート(サテン、スムース、テクスチャード等)などの消耗部品は、コーティングが時間の経過とともに劣化するため、保証対象外です。 材料または製造上の欠陥により故障が発生した場合を除き、傷、へこみ、ひび割れなどの外観上の損傷も保証の対象とはなりません。到着時のシートの不良のみが保証の対象となります。

シートの違い

適切にクリーニングし、最初のレイヤー(Live Adjust Z値)を正しく設定すれば、ほぼすべての種類の材料をプリントするのにすべてのシートが使えます。 ただし、特定の材料やモデルに1枚または他のシートを割当てることで特定の利点があります。

スムーズシートとテクスチャードシートでは厚さが異なるため、First Layer Calibration (i3)をやり直すか、各々別の Steel sheet profilesを登録して切替える必要があります。

スムーズシートでプリントされたオブジェクトの拡大写真

テクスチャードシートでプリントされたオブジェクトの拡大写真サテンシートでプリントされたオブジェクトの拡大写真

スムーズPEIシート

このシートの両面は、スムーズなPEIプラスチック製のフィルムで覆われています。 これは、前身のMK2Sプリンターで使用されていたものと同じ実績のあるプリント表面です。 小さな領域がプリント面に接触している、または鋭い角があるプリントオブジェクトは、スムーズスチールシートでプリントすると剥離する可能性が低くなります。 一部のユーザーは、プリントが平滑で光沢のある底面になることが気に入っています。 スムーズシートの詳細と考慮する内容については、Smooth Steel Sheetを参照してください。

パウダーコートのテクスチャードシート

このシートの表面は、完全な接着を確実にするために特殊なポリマー(Ultem)で覆われています。 粉体塗装されたスチールシートは、PETG、CPE、Flexfill(TPU)など、スムーズシートに接着しすぎる傾向があるが、テクスチャ表面からは簡単に取り外すことができる材料でオブジェクトをプリントするのに適しています。 テクスチャシートの詳細と考慮する内容については、Textured steel sheetを参照してください。

サテンシート

サテンシートは、プリントシートのラインナップをさらに充実させました。パウダーコーティングされた表面は軽くマットな質感で、最適なレベルの接着性を持ち、一般的なフィラメントからあまり一般的でないフィラメントまで幅広く対応します。サテンシートの詳細と考慮する内容については、Satin steel sheetを参照してください。

フィラメント

私たちは多くのテストを行い、ユーザーに使用できるように結果をまとめてあります。 フィラメントタイプに合ったシートを準備する方法を簡単に確認するには、 材料テーブルを参照してください。

*このスクリーンショットの値は最新ではない可能性があります。

プリントがくっつかない

プリント表面が完璧にきれいで、90%のイソプロピルアルコールを浸したペーパータオルで拭いてすべての脂分を取り除いていて、さらに最初の層の高さが完全に設定されていても、プリントオブジェクトがプリント面に確実に接着しない場合は、1層目の問題をチェックしてください。

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