オーガニックサポートは、PrusaSlicerで利用可能なサポート構造のひとつです。
PrusaSlicerはこれまで、常に2Dグリッドベースによるアプローチでサポートを生成させていました。この方法は多くの場面で適切な結果をもたらしますが、限界もありました。サポートは多くの場合、多くのフィラメントを消費し、プリントに時間がかかり、取り外しが困難なスペースに配置され、取り外したときにモデルに目に見える跡が残りました。特に、設定が正しく調整されていない場合はそうでした。私たちは、PrusaSlicer 2.4で "Snug "サポートを導入することで、これらの欠点をいくつか改善しました。
オーガニック・サポートは、ツリー・サポートを大幅に改良したものです。この独特の滑らかな形状と、いくつかの動作の違いから、私たちはこのサポートに新しい名前をつけることにしました。
これまでのツリーサポートで一般的だった実装方法とは対照的に、オーガニックサポートの分岐はよりスマートになり、よりまっすぐ(短く)、より滑らかで、より安定したものになりました。枝の軸に垂直な断面は円形であることが保証され、アルゴリズムは必要に応じて自動的にツリーに二重の周壁を使用します(これは設定が可能です)。
オーガニックサポートは簡単に剥がすことができ、プリントオブジェクト表面に傷をつけることもなく、プリントも早くて、フィラメントの消費も抑えられます。
サポート生成をオンにした後、プリント設定-サポート素材-スタイルでオーガニックサポートに切り替えることができます。
サポート生成をオンにした後、すべてのサポートタイプに共通する設定とは別に、オーガニックサポートに固有の追加設定があります。
最大枝アングル
最大枝アングルは、モデルを避けなければならないときの、枝の最大角度です。角度を低くすると、より垂直になり安定します。よりリーチしたい面がある場合には、角度を高くします。
優先の枝アングル
枝がモデルを避ける必要がない場合に優先する分岐角度です。より垂直に、より安定させるには、角度を低くします。角度を高くすると、枝が早く合流することになります。
枝径
オーガニックサポートの最も細い枝の直径です。太い枝ほど丈夫になります。根元に向かう枝はこれより太くなります。
枝経アングル
枝の直径が下に向かって徐々に太くなるときの角度です。角度を0にすると、枝は全長にわたって均一な太さになります。少し角度をつけることで、オーガニック・サポートの安定性が増します。
二重ウォール枝経
この直径の円の面積より大きな面積を持つ枝は、安定性のために二重の壁でプリントされます。
二重壁が不要な場合はこの値をゼロにします。
先端経
オーガニックサポートの枝先端の直径です。
枝間の距離
枝がモデルに接触するときの距離です。この距離を小さくすると、樹木の支柱がより多くの点でモデルに接するようになり、オーバーハングに対するプリント結果が良好になりますが、サポートを取り除くのが難しくなります。
枝の密度
枝の先端を生成するために使用されるサポート構造の密度を調整します。値を高くすると張り出しがよくなりますが、サポートは除去しにくくなります。高密度のインターフェイスが必要な場合は、密度を高くする代わりに、トップ・サポート・インターフェイスを有効にすることをお勧めします。
オーガニックサポートは、手動で強制することも、ペイントオン・サポートツールを使ってブロックすることもできます。
If you have a question about something that isn't covered here, check out our additional resources.
And if that doesn't do the trick, you can send an inquiry to [email protected] or through the button below.