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3. X軸とXキャリッジの組み立て

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3. X軸とXキャリッジの組み立て

3. X軸とXキャリッジの組み立て
Relevant for:
Last updated 3 months ago
3. X軸とXキャリッジの組み立て
 Difficulty
Easy
 Steps
33
 Available languages
ENCSPLDEESITFR
この章に必要な道具
この章に必要な道具
この章に必要な道具
この章で、準備するもの:
2.0 mm 六角レンチ
2.5 mm 六角レンチ
油性マジックはキットには含まれていません。
X軸の組み立て:部品の準備
X軸の組み立て:部品の準備
X軸の組み立て:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
X-end-idler (1個)
Xエンドモーター (1個)
M3x25 ネジ (1本)
M3x16 ネジ (4本)
M3nS ナット (7個)
M3nナット (6個)
Xエンドモーターの組み立て (part I)
Xエンドモーターの組み立て (part I)
Xエンドモーターの組み立て (part I)
Xエンドモーターの組み立て (part I)
4つのM3nナットを、X-end-motorの裏側の穴に挿入します。
ネジを使った引き込みテクニックを活用します。
M3nSナットをプラスチック部分に挿入し、締め付けます。
M3x25ネジをプラスチック部分にねじ込みます。ネジはまだ完全に締めないでください。ネジの頭を部品の上面に合わせます。
部品の「下」側から、M3x16 ネジを挿入して締めます。
プラスチック部分にはネジ山がなく、ナットもありません。ネジを締めることでプラスチックにネジ山ができます。
ネジの長さがM3x18ではなく、M3x16であることを確認してください。自信がない場合は、必ずチートシートでネジの寸法を比較してください。
部品の「上」側からM3x16のネジを1本挿入して締めます。
Xエンドモーターの組み立て (part II)
Xエンドモーターの組み立て (part II)
Xエンドモーターの組み立て (part II)
楕円形の開口部の内側から、M3nSナットをX-end-motorに挿入します。
側面から、2つ目のM3nSナットを部品に挿入します。
プリントパーツの反対側を傷つけないよう、ナットには力を入れすぎないようにしてください。
X-end-idlerの組み立て (part I)
X-end-idlerの組み立て (part I)
X-end-idlerの組み立て (part I)
M3nナット2個を、X-end-idlerの裏側の穴に挿入します。
ネジを使った引き込みテクニックを活用します。
M3nSナット2個をプラスチック部分に横から差し込みます。
X-end-idlerの組み立て (part II)
X-end-idlerの組み立て (part II)
X-end-idlerの組み立て (part II)
ネジの長さがM3x18ではなく、M3x16であることを確認してください。自信がない場合は、必ずチートシートでネジの寸法を比較してください。
部品の「下」側から、M3x16 ネジを挿入して締めます。
プラスチック部分にはネジ山がなく、ナットもありません。ネジを締めることでプラスチックにネジ山ができます。
部品の「上」側からM3x16のネジを1本挿入して締めます。
X-end-idlerの組み立て (part III)
X-end-idlerの組み立て (part III)
X-end-idlerの組み立て (part III)
M3nSナットを、横からX-end-idlerに挿入します。
プリントパーツの反対側を傷つけないよう、ナットには力を入れすぎないようにしてください。
楕円形の開口部の内側から、M3nSナットをX-end-idlerに挿入します。
ベアリングの取り付け:部品の準備
ベアリングの取り付け:部品の準備
ベアリングの取り付け:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
LM10LUU リニアベアリング (2個)
ベアリングは工場で潤滑済みのため、初期使用時に追加の潤滑は必要ありません。
X-end-clip (2個)
ラバーパッド 20x10x1 mm (4個)
M3x30 ネジ (6本)
M3x18 ネジ (2本)
ベアリングの挿入:ベアリングパッド
ベアリングの挿入:ベアリングパッド
ベアリングの挿入:ベアリングパッド
ベアリングの挿入:ベアリングパッド
X-end-clipを1つ使います。プラスチック部分の内側に2つの長方形のポケットがあることに注意してください。
ラバーパッドを設置して、両方のポケットに指で押し入れます。
両方のX-end-clipに同じ手順を適用します。
ベアリングの挿入:ベアリングクリップ
ベアリングの挿入:ベアリングクリップ
ベアリングの挿入:ベアリングクリップ
ベアリングの挿入:ベアリングクリップ
LM10LUU ベアリングをベアリングクリップに慎重に挿入します。
できるだけベアリングクリップの後端まで押し込みます。
ベアリングを挿入する際、ベアリングパッドが所定の位置にあることを確認します。
写真3枚目のようにベアリングをセットします。ボール列は、ベアリングクリップの "X "の方向に向いていなければなりません。
2つ目のベアリングクリップも同じ手順で交換します。
ベアリングのカバー:Xエンドモーター
ベアリングのカバー:Xエンドモーター
ベアリングのカバー:Xエンドモーター
ベアリングのカバー:Xエンドモーター
ベアリングクリップアセンブリーを X-end-motorのベアリングガイドチャンネルに挿入します。
ベアリング付きクリップアセンブリを、X-end-motorのストップラグにできるだけ近い位置までスライドさせます。
M3x30のネジ4本をX-end-clipに挿入します。ネジは、対角線順に締めていきます。
ネジは完全に締めていきますが、対角線順に締めるようにします。
ベアリングの挿入:X-end-idler
ベアリングの挿入:X-end-idler
ベアリングの挿入:X-end-idler
ベアリングの挿入:X-end-idler
ベアリングクリップアセンブリーを X-end-idlerのベアリングガイドチャンネルに挿入します。
ベアリング付きクリップアセンブリを、X-end-idlerのストップラグにできるだけ近い位置までスライドさせます。
X-end-idlerとX-end-clipを留めるネジには2種類あります:
左側の穴にM3x30のネジを2本入れる。
右側の穴にM3x18のネジを2本入れます。
ネジは完全に締めていきますが、対角線順に締めるようにします。
X軸の組み立て:部品の準備
X軸の組み立て:部品の準備
X軸の組み立て:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
3種類の長さのスムースロッドが手元にあることにお気づきでしょうか。大きさを比較しやすいように、3本を並べておくことをお勧めします。
スムースロッド 8x370mm (2本)(最も長いペア)
ペーパータオルでスムースロッド表面の油分を拭き取ります。
リニアベアリング LM8UU (3個)
ベアリングは工場で潤滑済みのため、初期使用時に追加の潤滑は必要ありません。
X軸の組み立て:ベアリングへのマーキング
X軸の組み立て:ベアリングへのマーキング
ベアリングの外面に付着したグリスをペーパータオルで拭き取ります。
ベアリングは、ボールが2列見えるように配置します。写真を参考にしてください。
ベアリングの外周面、2列に並んだボールの真ん中あたりに、油性マジックで印をつけてください。
残りの2つのベアリングにも、同じ手順を使用します。
次の章では、これらの印を使ってベアリングを正確な向きに設置していきます。
X軸の組み立て:スムースロッドの取り付け
X軸の組み立て:スムースロッドの取り付け
X軸の組み立て:スムースロッドの取り付け
X軸の組み立て:スムースロッドの取り付け
スムースロッドをX-end-idlerに完全に挿入します。
ロッドの差し込みは慎重に行ってください。ロッドは傾けないようにしてください。
検査穴を通して、スムースロッドが部品内部のネジに接触しているかどうかを確認します。
注意深く静かに3つのベアリングをスムースロッドにスライドさせます。上のロッドに1つ、下のロッドに2つのベアリングを取り付けます。写真を見てください。マークの向きはこの時点では気にしなくて大丈夫です。
万が一、ベアリングからボールが押し出されてしまた場合は、その数を数えてください。玉が1個か2個なら大きな影響はありませんが、それ以上出てしまった場合は、新しいベアリングの注文をご検討ください。
Xキャリッジの組み立て:部品の準備
Xキャリッジの組み立て:部品の準備
Xキャリッジの組み立て:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
X-carriage (1個)
六角スペーサー M3x10 (3個)
M3nナット (2個)
M3x10 ネジ (3本)
M3nS ナット (8個)
X-carriage の組み立て
X-carriage の組み立て
X-carriage の組み立て
X-carriage の組み立て
X-carriageの突起を見つけ、3個のM3nSナットを四角い穴に挿入します。
部品の「下」から、M3nSナットを5つ、部品に挿入します。
スペーサーの取り付け
スペーサーの取り付け
スペーサーの取り付け
スペーサーの取り付け
M3nナット2個をX-carriage-backに挿入します。
ネジを使った引き込みテクニックを活用します。
反対側から、M3x10のネジを X-carriage-backに挿入します。ネジは部品の「前」側から出ていなければなりません。
M3x10ネジに六角スペーサーを取り付け、少しネジを締めます。スペーサーと同じ形状の切り欠きはまるように注意してください。完全にフィットさせ、空転しないようにします。
スペーサーの固定
スペーサーの固定
スペーサーの固定
X-carriageにM3x10のネジを2本通します。
X-carriageの「前」側から、前のステップで説明したのと同じ方法で、M3x10ネジの突起に六角スペーサーを2つ取り付けます。ネジを締めます。
スペーサーと同じ形状の切り欠きに注意してください。完全にフィットしさせ、空転しないようにします。
X-carriage-clipの取り付け
X-carriage-clipの取り付け
X-carriage-clipの取り付け
X-carriage-clipの取り付け
注意:部品の向きが正しいことを確認してください。
左のX-end-idler。
右がX-end-motor。
「下側」のスムースロッド(自分に近い方)に2つのベアリングが入ります。
下側のロッドの両ベアリングにX-carriageを取り付けます。Xキャリッジモーターの向きを写真で確認してください。
下側に設置した両方のベアリングを、X-carriageのポケットに完全にスライドさせ、X-carriageの外面に合わせます。
両ベアリングを回転させ、マーキングが手前(下)に向くようにします。上側のベアリングはXキャリッジから外しておきます。
ベアリングをXキャリッジクリップで覆い、4本のM3x10ネジで固定する。部品の向きに注意してください。この時、ネジは完全に締めないでください。
Xモーターの組み立て:部品の準備
Xモーターの組み立て:部品の準備
Xモーターの組み立て:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
Xモーター (1個)
モーターによってケーブルの長さが異なるので、適切なモーターを使用していることを確認してください。モーターケーシングの外側にラベルが貼ってあります。
GT2-16 プーリー (1個)
M3x18 ネジ (3本)
M3x10 ネジ (1本)
Xモーターの取り付け
Xモーターの取り付け
Xモーターの取り付け
Xモーターの取り付け
M3x10ネジをX-end-motorに挿入します。プラスチックの突起の端に合わせます。ネジは締めないでください。部品の内側にネジ山はありませんので、今は挿入するだけになります。
X-end-motorをXモーターの上に置きます。M3x18のネジ3本で固定していきます。このとき、ネジをほんの少し締めるので十分です。後で調整します。
Xモーターの正しい向きに注意してください。ケーブルはそちらを向いていなければなりません。
Xモーター側の "テンションスクリュー"が、組み立て中に抜け落ちないように注意してください。
ネジが楕円形の穴の内側の端に来るようにモーターを配置します。
Xモーターの取り付け:プーリーの取り付け
Xモーターの取り付け:プーリーの取り付け
Xモーターの取り付け:プーリーの取り付け
モーターシャフトには平らな部分があります。その平らな部分をX-end-motorの開口部に通して、モーター・シャフトを回転させます。
プーリーをスライドさせます。正しい向きにすることが必要です。2枚目の写真と比較してください。
写真のように、いずれかの六角レンチを上面に置き、プーリーを六角レンチに合わせます。
グラブスクリューの一方は、シャフトの平らな部分に直接対向していなければなりません。グラブスクリューを締めます。
プーリーを回転させて、2つ目のグラブスクリューを締めます。
X軸ベルト:部品の準備
X軸ベルト:部品の準備
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
Xベルト (1本)
ピン H8 2.9x20 (1本)
GT2-20 プーリー (1個)
X軸ベルトのガイド: X-end-idler
X軸ベルトのガイド: X-end-idler
X軸ベルトのガイド: X-end-idler
X軸ベルトのガイド: X-end-idler
Xベルトをアイドラープーリーに巻き付けます。
クランプしたプーリーをベルトとともにX-end-idlerの内側に挿入します。
プーリーの穴をプラスチック部品の左の穴に合わせます。
プーリーの位置を合わせたら、プラスチック部分とプーリーにピンを通します。六角レンチでピンを奥まで押し込みます。
ピンを押すときに無理な力を加えないでください。ピンが受け部分を貫通し、破損する恐れがあります。
ベルトを軽く引っ張って、プーリーの位置を固定します。穴の中のピンが部品の内側をスライドするのが見えます。プーリーがうまく固定されると、ピンはまったく見えなくなります。
X軸ベルトのガイド: Xエンドモーター
X軸ベルトのガイド: Xエンドモーター
X軸ベルトのガイド: Xエンドモーター
X軸ベルトのガイド: Xエンドモーター
上部のベアリングは、この段階ではフリーにしておきます。
ベルトの「上」端をX-carriageの溝に挿入します。六角レンチなどを使って最後まで押し込みます。
ベルトの「下」端をX-carriageのベルトチャンネルに通します。
ベルトをX-end-motorに通し、プーリーを回してX-carriageに戻します。
X軸ベルトのガイド: Xキャリッジ
X軸ベルトのガイド: Xキャリッジ
XベルトをX-carriageに導き、プラスチック部分の溝まで可能な限り押し込みます。六角レンチも使い、なるべく奥まで押し込みます。
ベルトは緩みすぎてはいけません、緩いとたるみが発生してしまいます。ベルトの張りは後で調整します。
上側のベアリングをX-carriageの窪みに入れます。写真のように、印が手前を向いている必要があります。
Xキャリッジの組み立て:最終チェック
Xキャリッジの組み立て:最終チェック
Xキャリッジの組み立て:最終チェック
X-carriageを左右に数回動かして、動きが滑らかであることを確認してください。
動きがスムーズであることを確認したら、X-キャリッジクリップのネジをこの順序で完全に締めます。:
左上のネジ
右下のネジ
右上のネジ
左下のネジ
X-carriageを左右に数回動かして、動きが滑らかであることを確認してください。
ハリボー
ハリボー
グミを5個食べましょう。
クマのかたちをしたグミの原型は、ヨーロッパの踊るクマにヒントを得たものです。ハンス・リーゲルがドイツ語で "小さなゴムのクマ"を意味する "Gummibarchen"と名付けたことに由来します。
完了です!
完了です!
完了です!
組み立てた最終的な外観を、写真と比較します。
お疲れさまでした! X軸の組み立てが完了しました!
では、次の章に進みましょう!: 4.Z軸の組み立て
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