ホットエンドに詰まりがある場合、フィラメントがボンドテックのギアに接触して損傷し、引き抜くことができなくなることがあります。手で引き抜こうとすると、PTFEチューブの真上で折れてしまうかもしれません。この場合、フィラメントを手動で取り出す必要があります。
エクストルーダーの左側にあるバネ付きネジを外して、アイドラードアを開きます。
MK3S/MK3S+/MMU2Sエクストルーダー(アイドラースクリュー1本) | MK3エクストルーダー(アイドラースクリュー2本) |
方法1を使用 | 方法2を使用 |
フィラメントがPTFEチューブの端で折れてしまった場合は、方法1として、フィラメントをホットエンドに押し通そうとすることから始めます。フィラメントから0.5~1cmほど飛び出している場合は、ボンドテックのフィラメントプーリに届くように、ペンチで引き抜く方法2から始めます。
別のフィラメント、細い(1~1.5mm)六角レンチ、または同じ直径の針金(MK3は4.5cm以上、MMU2は6cm以上)を使うことで、シンプルに押し出せることが多いようです。
ホットエンドが280℃に加熱されている間に、プリンタに付属のラジオペンチでフィラメントをしっかりとつかみます。フィラメントがPTFEチューブから完全に外れるまで、エクストルーダー本体の上部から少しずつ上につまみ上げていきます。
フィラメントがロードされていく場所を通る経路で、フィラメントが引っかかることがあります。アイドラードア側から引き抜くことも可能です。
どの方法もうまくいかない場合は、フィラメント先端がホットエンドの加熱部分に接触しておらず、PTFEチューブ内に引っかかっていることを意味します。この場合、PTFEチューブを抜き取って処理する必要があります。下記のリンク先のガイドに従って解決してください。
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