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Original Prusa i3 プリンターは、E3D V6ホットエンドを使用しています。 これらは、E3D V6 1.75mm ノズルと互換性があります。 プリンターに付属のノズルはE3Dの0.4mm 真鍮ノズルですが、他のタイプや 穴径 も使用できます。 以下の手順はOlsson Ruby以外の全てのノズルで共通です。
手順
2.5mm ヘキサゴンレンチ、ラジオペンチ、または7mm ソケットレンチ、17mm スパナ (M10)、および使用済みノズルを置くための表面が不燃性の材料 (例えば、小さなプレートまたはアルミホイル) を用意します。
ノズルへのアクセスを容易にするために、エクストルーダーユニット(Z-軸)を、できるだけ高い位置まで移動しておきます: LCD Menu - Settings - Move Axis - Move Z を選択します。 ノブ を回して、上方に移動させます。
プリント冷却ファンの2本のネジと、冷却ダクトを固定している1本のネジを外します。両方の部品を取り外します (下の写真)。
LCD Menu - Settings - Temperature - Nozzle から、ノズル温度を285℃ に設定し予熱します。この作業にはノズルの加熱が不可欠です。
注意: 加熱されたパーツに触れると、重度の火傷を引き起こす可能性があります!
LCD Menu - Unload filament でフィラメントをアンロードします。 このとき必要があれば、 コールドプル(MK3S/MK2.5S) を実行します。
17mmスパナ(M10)またはモンキーレンチでヒータブロックを保持します。
ホットエンドヒーターとサーミスターの線周りは
壊れやすい ので特に注意してください。 作業中に線を切ってしまったり
スパナでヒーターをショートさせてしまうことがあります!
付属のラジオペンチを使用してノズルのネジを緩めて外します。オンラインストアのE3Dノズルを使用している場合は、7mmスパナ(M4)または7mmソケットレンチを使用してください。 外してしばらくはノズルは熱いままなので注意してください! 表面が不燃性のものの上に置き、作業の邪魔にならないところに置いてください。
設定温度 (285℃)が変わっていないことを確認してください。スパナでヒーターブロックを保持して、新しいノズルを慎重にねじ込み、静かに、でもしっかりと締め付けます。過度の力は加えないでください!
弊社のサービスチームとアセンブリチームでは、定格が1〜5 N·mのトルクレンチを使用して
2.5N·m (ニュートンメートル)
の力でノズルを締め付けています 。
最終チェック
ノズルとヒータブロックの間には必ず隙間 (〜0.5 mm) が必要です (左側の写真)。ノズルは、加熱しながらヒーターブロックで増し締め/固定し、ヒートブレイクと隙間がないロック状態になっている 必要があります (右側の図)。 そうなっていないと、溶融フィラメントが隙間から漏れでてきてしまいます (中央の図)。
ノズルを交換した後は、 1層目のキャリブレーション をやり直した方が良さそうな場合もあります。
ビデオ解説