このガイドでは、Original Prusa MINIおよびMINI+のヒートシンクの交換方法を説明します。
このガイドでは、Original Prusa MINIおよびMINI+のヒートシンクの交換方法を説明します。
作業を進める前に、ヒートベッドを保護することをお勧めします。
フレキシブルスチールシートを外します。
十分な厚みのある布や生地で、ヒートベッドを覆ってください。そうすることで、分解時に表面をを損傷(引っかき傷)しないようになります。
上部の継ぎ手を緩め、ホットエンドから長いPTFEチューブを取り出します。
結束バンドを使わない新しいデザインです:MINIファンスペーサークリップからケーブルスリーブをゆっくりと引き抜きます。ケーブルは引っ張らないでください。
結束バンドを使用した旧デザインです。プリントヘッドに付いている結束バンドを切り取ります。プリントファンのケーブルを切らないようにしましょう。
新しいデザイン - the MINI-minda-holder はホットエンドファンに取り付けられています。
ファンの両方のネジを緩めて取り外します。
xキャリッジからプリントファンを慎重に引き出し、取り外します。
ヒートシンクを手で押さえてください。
もう一方の手でXキャリッジの上部ネジを外し、ヒートシンクをプリンタから取り外します。
注意: ヒートシンクをヒートベッドに落とさないでください!
以下のステップに向けて、下記の部品を用意してください。
新しいヒートシンク (1個)
熱伝導グリース (1個)
ヒートシンクを手で押さえてください。
もう一方の手でヒートシンク上部をM3x20ネジで固定します。
ファンのケーシングの端をXキャリッジの底の内側に挿入します。
ファンをXキャリッジに回転させます。
ファンのネジ穴とXキャリッジの穴の位置を合わせます。
ネジを挿入して締めます。
ホットエンドファンをMINI-fan-spacerにセットします。穴を互いに合わせます。
MINI-fan-spacer-clipの「歯」は左上を向いている必要があります。
ファンケーブルは左上を向いている必要があります。
MINI-fan-spacerを装着したホットエンドファンをヒートシ ンクに取り付けます。ファンのネジ穴とヒートシンクの穴を合わせてください。
M3x20ネジ2本でファンとスペーサーを固定します。
ケーブルが挟まっていないことを確認してください!!!
ファンケーブルとファンスペーサーの突起が写真のように左上に向いていることを確認してください。
ファンスペーサーを装着したホットエンドファンをヒートシンクに取り付けます。ファンのネジ穴とヒートシンクの穴を合わせてください。
2本のM3x20ネジを挿入して締めます。 慎重に締めないと、ファンのプラスチックフレームにひびが入る可能性があります。また、ケーブルが挟まれていないことを確認してください!!!
ヒートシンクから「下部」フィッティングを緩めて取り外します。
ホットエンドをヒートシンクに挿入し、丁寧にスライドさせます。ケーブル類がノズルの左側にあることを確認してください。
もう一方の手でヒートシンクを押さえてください。
側面の3本のネジを少し締めます。後でまた緩めることになります。
ペーパータオルや綿棒などで、余分なペーストを取り除いてください。
プリントヘッドに結束バンドでケーブルスリーブを固定したバージョンの場合は、このステップを飛ばしてください。
ケーブルスリーブをMINIファンスペーサークリップにスライドさせ、反対側から2〜5mmのケーブルスリーブの上にはみ出るようにします。
ここで、 ホットエンドPTFEチューブの取り付けに飛びます。
この手順は、プリントヘッドに結束バンドでケーブルスリーブを固定したバージョンのものです。
ケーブル束全体をケーブルスリーブで包みます。
ファンスペーサーに結束バンドで固定します。
すべてのケーブルが伸び切っていないか再確認してください。伸びている場合は、結束バンドを切り、少し緩め、再度結束バンドを締めてください。
スマートフォンのLEDライトなどを使って、プリントヘッドの上部から穴を照らしてください。中を見て、ヒートブレイクの底にフィラメントが入っていないことを確認してください。ゴミなども入っておらず、中の金属面だけが見えているようにしてください。必要に応じて原寸大の画像を開いてください。
プリントを成功させるためには、プリントヘッドをきれいにすることが重要です。内部にフィラメントがないことを再確認してください!
新しいPTFEチューブをヒートブレイクに当たるまで挿入してください。
PTFEチューブの取り付け方向は問いません。両端は対称になっています。
1.5mmの六角レンチでヒートシンクの側面にある3本のネジを緩めます。
ノズルを押し上げます。PTFEチューブが少し上に移動しているのが見えるはずです。
ヒートシンクの上側に継ぎ手(下)を取り付けます。最後までねじ込みますが、締め付けないでください。ネジの端まできたら、360°回転させて外します。
ヒーターブロックを適度な力で金具に押し付けます。軸全体を曲げる必要はありません。これで、内部のPTFEチューブにプレストレスがかかります。あとは、圧力をかけ続けることが重要です。
ヒートブロックがヒートシンクと一直線上にあることを確認します。そうでない場合、再調整しますが、圧力は維持します。
ヒートブロックを下から押さえながら(チューブを中に押し込みながら)、グラブネジ3本を全て締めてください。
これで、ヒートブロックを外すことができます。動かないことを確認してください。もし動いてしまうようであれば、グラブネジが適切に締められていません。一度緩め、このステップの最初に戻ってください。
PTFEチューブとホットエンドの他の部品との間に隙間がないようにすることが重要です。これが、「プリストレス」をかけている理由です。
継ぎ手(下)の締め付けを終わらせ、前のステップで行った回転を補うために、もう1回転させます。
長いPTFEチューブで上部継手を取り付け、締め付けます。
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