Original Prusa MK4/S、Original Prusa MK3.9/S、およびOriginal Prusa XLの各ツールに装備されているフィラメントセンサーは、フィラメントの存在とフィラメント切れを検出します。このセンサーはホールセンサーで、バネ、磁石、ボールで構成されたメカニズムによってトリガーされます。
MK4/SまたはMK3.9/SがMMU3にアップグレードされた場合、フィラメントセンサーをトリガーするメカニズムを含むNextruderのコンポーネントの一部が変更されます。これらのプリンターバージョンでは、メカニズムはバネ、磁石、ボールのシステムに依存せず、アイドラーテンションボルトに基づいています。
プリンターがMK4またはMK3.9の場合、組み立て用の磁石が入ったパッケージを受け取っているはずです。MK4SとMK3.9Sでは、このサブコンポーネントはヒートシンクに予め組み立てられた状態で提供されます。
2つの磁石が送られていますが、1つは組み立てに使用され、もう1つは予備であることに注意してください。フィラメントセンサーが機能しない場合、誤って2つの磁石が追加されていないか確認してください。
使用中、フィラメントのゴミがセンサーやその機構の周囲に蓄積し、誤読や誤作動を引き起こす可能性があります。
エクストルーダーの上部に小さな穴が開いているので、そこにエアダスターの先端を差し込みます。空いている方の手で、先端に筋のないフィラメントを少し用意します。圧縮空気を吹き付けながら、フィラメントをエクストルーダーから抜き差しします。そうすることで、溜まったゴミが取り除かれます。
MK4プリントヘッドの上面図。XLプリントヘッドにも同様の位置に小さな穴があります。
エアダスターが手元にない場合は、上記と同様の手順を試すことができます。
先端にストリングが発生していないフィラメントを少し用意します。フィラメントをエクストルーダーから抜き差しします。フィラメントの抜き差しを何度か繰り返すことで、良好なクリーニングを行うことができます。
これまでの方法でうまくいかない場合は、フィラメントセンサーを取り外してマニュアルでクリーニングすることができます。この手順には、E軸の部分的な分解が必要です。
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